パワハラ・体罰について

パワーハラスメント(パワハラ)

パワーハラスメントとは、職場において優位な立場にある者が、その地位や権限を利用して、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与えたり、職場環境を悪化させる行為を指します。

2020年6月から、すべての企業においてパワハラ防止措置が義務化されました。

精神的・身体的な健康被害をもたらす可能性があります。

パワハラの6つの類型:

1. 身体的な攻撃(暴行・傷害など)

2. 精神的な攻撃(脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言など)

3. 人間関係からの切り離し(隔離・仲間外しなど)

4. 過大な要求(業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制など)

5. 過小な要求(能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることなど)

6. 個の侵害(私生活への過度な干渉など)

 体罰

体罰は主に教育現場において、教師や指導者が児童・生徒に対して行う身体的な罰を指します。

主な特徴:

学校教育法により明確に禁止されている

 スポーツ指導現場でも問題視されている

子どもの心身の発達に悪影響を与える可能性がある

体罰の問題点:

児童・生徒の人権侵害となる

恐怖心を植え付け、健全な成長を妨げる

暴力による問題解決を助長する可能性がある

トラウマを残す危険性がある